みやまのセロリがおいしい理由

もともとセロリはレタスなどと同じく、暑さが苦手で涼しい気候を好む野菜。そんなセロリがどうして、温暖な福岡の瀬高町で栽培されるようになったのか? これは、太平洋戦争終戦後に米軍が日本国内に基地を設けたことと深い関係がある。軍人やその家族たちの食事は当然洋食。そこでセロリ栽培の候補地として瀬高町に白羽の矢がたった。このセロリの栽培、実は気温だけではなく、その土壌の質も重要な要素だ。瀬高町は町を横断するように矢部川が流れており、この矢部川は江戸時代にはよく氾濫を起こし、周辺の土地に上流からの土砂を運んでいた。こうして長い年月を経て出来上がった瀬高の土は砂質土で水はけがよく、セロリが育つのに適した土地になった。同じ瀬高町でも、栽培地からわずか2kmほど場所がずれると土壌はとたんに粘土質になり、セロリの生育には向かないそうだ。

ハウスの天井が黒いカーテンで覆われ、人工的に日照時間を短くして、生まれたときから“時間ぼけ”させて、花が咲かないようにしている。セロリは花が咲くと、固く筋張ったものになってしまう。そうならないために温度と光の当たる時間を計算して育てているのだ。
そもそもセロリは種を準備してから収穫にいたるまでに約5ヶ月も要する野菜。セロリの一生のスタートは瀬高に湧く清冽な伏流水の中。水の中で発芽し、か細い首をもたげて双葉を広げたころにようやく土へと引っ越しする。栽培から80日ほどが過ぎ、ようやくセロリの面影がでてきた頃に、本殿と呼ばれるハウスに移され、収穫まで育つこととなる。本殿に移されると太陽を体いっぱいに浴びて、グングンと背丈をのばしていく。葉は濃い緑に、か細かった茎は丸みを帯び、太くパンパンに張ってくる。これが、みやまセロリなのだ。

収穫は集荷に合わせ、暗闇に包まれた早朝4時から行われる。収穫したばかりのセロリの株から1本をもぎり、口に入れる。「シャリッ」。噛むほどに甘さが押し寄せる。普通のセロリにある固い筋もない。もし目隠しをして食べたなら、果物と間違えるかもしれない。セロリが苦手な人にこそ食べて欲しい、これが本当のセロリの味。
瑞々しさと香りがウリなだけに鮮度が命。できるだけ畑に近い状態のセロリを届けようと、約10年前から箱丸ごと真空にする真空予冷庫を導入し鮮度を保っている。「競りのとき、数十品目ある中で瀬高のセロリだけは箱も開けずに安心して競りが行える」。多くの市場関係者が口をそろえて言うこの言葉が、瀬高セロリの品質を表しているだろう。

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